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白無垢に青を取り入れる3つの方法!合わせ方や色の種類・選び方のポイントも解説

白無垢に青を取り入れる3つの方法!合わせ方や色の種類・選び方のポイントも解説

「白無垢に青を入れる方法はあるかな?」
「色小物を使っておしゃれに着こなしたい!」
「掛下を青にするとどんなイメージになるかな?」

このような疑問を抱えていないでしょうか。

白無垢は、小物から装飾品まですべて白で統一するのが伝統的です。しかし最近では、色掛下や色小物を合わせる花嫁も多く、現代風に着こなす人も増えています。

青は花嫁にとって、幸せの象徴とも言える特別な色です。和装でも青を取り入れることで「サムシングブルー」を叶えられます。

この記事では、白無垢に青を取り入れる方法について以下の内容を解説します。

  • 白無垢に青を取り入れる方法と着こなし例
  • 白無垢に合わせる青の種類
  • 白無垢に青を合わせるときのポイント

青以外で白無垢に合わせやすい人気色についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

白無垢に青を取り入れる3つの方法

白無垢に青を取り入れる方法は、大きく3つあります。

  1. 掛下を青にする
  2. 小物を青にする
  3. 青色の髪飾りを使う

詳しく見ていきましょう。

1. 掛下を青にする

白無垢を着るときは、白い打掛の下に掛下と呼ばれる振袖を着用します。白無垢では本来、掛下も含めてすべての衣装を白で統一するのがルールですが、青など色掛下を着用するととてもおしゃれな仕上がりになります。

青い掛下を使えば、胸元に大きく色が入りとてもスタイリッシュで引き締まって見えるのが特徴です。鮮やかな青の色が視線を集め、白無垢姿をワンランクおしゃれに見せてくれるでしょう。

2. 小物を青にする

白無垢に青色を取り入れたい場合は、小物を青にするのもおすすめです。白無垢は小物も白で統一するのが伝統的ですが、色小物を使えばより洗練されたイメージに仕上がります

花嫁が着物とともに身につける小物は、複数あり、それぞれに魔除けや子宝などの意味があり花嫁の幸せを願う思いが込められています。小物を青にすることでさらにアクセントになり、おしゃれな仕上がりにできるでしょう。

白無垢に使う小物については「【おしゃれ度UP】白無垢を着るときの飾り小物10選!色のイメージも解説」で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。 

3. 青色の髪飾りを使う

小物や掛下以外にも、髪飾りに青色を取り入れられます。白無垢には綿帽子や角隠しといった伝統的な被り物を使うことが多いですが、最近ではあえて洋髪を合わせてモダンに仕上げる花嫁も増えています。

アクセントに青色が入った綿帽子や角隠しを使ったり、髪飾りにブルーをあしらったりするのも素敵です。和にまとめるときも、青を取り入れたかんざしや髪飾りを使えば、おしゃれに仕上げられるでしょう。

白無垢に青を取り入れた着こなし例

白無垢に青を取り入れた、実際の着こなし例を見ていきましょう。着物専門のレンタルショップである「ザ・キモノショップ」でレンタルできる白無垢「鶴尽くし」に青を取り入れた実例をご紹介します。

白無垢には長寿の象徴とされる鶴を贅沢にあしらい豪華に仕上げ、掛下には青いしぼりの色掛下を合わせました。光沢のある美しい白無垢の生地には、どの角度から見ても大きく羽ばたく力強い鶴の姿が見えるようにデザインされています。

小物は白を基調にしつつ、品のよいゴールドを合わせて高級感を持たせました。花嫁の清廉さが際立つ仕上がりで、落ち着いた品のある白無垢姿を披露できるでしょう。

掛下を青にしたことで、遠くから見ても胸元が目立ち、花嫁の美しさを際立たせます。白一色の伝統的な白無垢姿も美しいですが、青を取り入れることでモダンに、またおしゃれな仕上がりになっています。

白無垢に合わせる青の種類

白無垢に合わせる青は、色のイメージで全体の雰囲気が変わります。白無垢に取り入れやすい、代表的な色を3つ、詳しく見ていきましょう。

水色

やわらかな水色は白無垢にもよく合い、白無垢姿をやわらかなイメージに仕上げたいときにおすすめです。さわやかな青のイメージを残しつつ、かわいらしさも表現できます。初夏や真夏でも涼やかに、軽やかに見えることでしょう。

水色は心を落ち着かせてくれる色なので、結婚式にもピッタリです。やさしい色使いで花嫁をやわらかく包み込み、新しい門出を応援してくれることでしょう。

群青

白無垢姿を落ち着いた印象に仕上げたい、引き締まって見えるようにしたいときには、群青(ぐんじょう)色がおすすめです。群青は深みを帯びた青色でやや紫がかっているのが特徴です。

群青は白にもよく似合い、純白や生成りの白無垢に合わせるのに最適です。深みのある青は幸せの象徴である青色が群れた色。新婦の愛情深さを表し、晴れの日をいっそう幸せに見せてくれることでしょう。    

紺色は、青の中でもシャープさが際立ち、凛々しいイメージに仕上げられる色です。紺色には誠実さや信頼という意味があり、調和や深い知恵を表す色です。花嫁の気高さを上品に表せる色と言えるでしょう。

紺色は、新郎との色合わせも楽しみやすい色の1つです。紋付袴を紺色にしてあわせれば、夫婦でのコーディネートも楽しめます。群青ではやや明るいかなと感じるときや、もっとキリッとしたイメージに仕上げたいというときに合わせてみるとよいでしょう。

白無垢に青を合わせるときの4つのポイント

白無垢に青を合わせるときは、以下の4つのポイントに注目してみてください。

  1. 顔色に合う青を選ぶ
  2. 試着してみる
  3. 青の量を工夫する
  4. 新郎とのバランスを考える

順に見ていきましょう。

1. 顔色に合う青を選ぶ

青色にも色々な色があり、それぞれの色が持つイメージが異なります。顔色にあった青を選ぶことで、より白無垢が引き立ち似合うようになるでしょう。

特に、淡い色と濃い色では着用したときのイメージが変わります。顔色に合う青のなかから、理想の白無垢姿に合うものを選んでみてください。

2. 試着してみる

青色の掛下や小物を合わせるときは、選んだ白無垢に似合うかどうか試着してみることも大切です。白に青が入ることで全体的なイメージが変わるため、掛下や小物も揃えて試着しておきましょう。

試着しておくことで、当日になってイメージが違うと感じたり違和感を覚えたりすることを防げます。納得のいく衣装にするためには、メイクなどもできるだけ当日に合わせたものを選んだ上で試着してみるとよいでしょう。

3. 青の量を工夫する

白無垢は白いイメージが大きい衣装のため、青を取り入れる量によっても雰囲気が変わります。掛下だけ、小物だけ、一部の小物だけ、髪飾りだけなど方法はたくさんあるので、しっくりくる割合を工夫してみるとよいでしょう。  

全体のイメージを考えながら青を取り入れていくと、うまく合わせられます。難しい時は衣装店にいるプロのスタッフの意見を取り入れるなどして、調整してみてください。

4. 新郎とのバランスを考える

婚礼衣装は花嫁がメインになりがちですが、新郎と並んでいる時間が長いため二人のバランスを考えることも大切です。新郎とコーディネートを楽しむなど、夫婦ならではの工夫を取り入れてもよいでしょう。

特に新婦に和だけでなく洋のイメージを多く取り入れる時は、新郎もカジュアルにまとめるのがおすすめです。ただし、伝統的な神社での挙式を予定している場合は正装を求められることもあるため、事前に確認しておくと安心です。

青以外で白無垢に取り入れやすい色5選

白無垢には、青以外の色もよく取り入れられています。掛下や色小物で取り入れやすい色は、以下の5つです。

  1. ピンク

1つずつ紹介していきます。

1.赤

赤は白と相性のよい色のひとつです。紅白でおめでたい印象が強まるだけでなく、花嫁をより華やかに見せてくれます

赤ふきの白無垢など、最初から赤が取り入れられている白無垢もあります。白無垢が地味に見えてしまう人や、顔周りを明るくしたいときにおすすめの色と言えるでしょう。

2.ピンク

白無垢をかわいらしい印象に変えてくれるのがピンクです。ピンクは幸せを象徴する色で、花嫁の初々しさやかわいらしさを際立たせます。赤と同様、顔周りを明るくしてくれる色で、花嫁にピッタリの色です。

ピンクはやわらかいイメージになるため、白無垢に派手な色を合わせるのが苦手と感じる人にもおすすめです。やさしいピンクの色合いは白無垢を着用しても違和感になりにくく、派手に感じることも少ないでしょう。どんな柄にも合いやすい、取り入れやすい色の1つです。

3.金

白無垢には、高級感漂う金色もよく似合います。金色を取り入れるなら小物がおすすめ。胸元でよいアクセントとなり、豪華さが際立つようになります。白無垢をワンランク上のイメージにしたいときにもピッタリです。

金は、他の色とも相性がよいので、2色使いをしたいときにもおすすめです。ほかの色の邪魔をしないので、好きな色と組み合わせて上品な白無垢姿に仕上げられるでしょう。

4.緑

ナチュラルな感じに仕上げられる緑も、白無垢に合わせやすい色の1つです。春や初夏のお式にもピッタリで、花嫁の若々しさや元気さを際立たせてくれます。若草色のようなやさしいグリーンならやわらかなイメージに、やや濃いめの緑を使えば元気なイメージに仕上げられます。

緑色の小物は、屋外で白無垢姿を撮影するときにもおすすめです。季節感を大切にしたいときや、背景にマッチした白無垢姿に仕上げたいときにもピッタリでしょう。

5.紫

紫は高貴な色とされており、色打掛などでも人気のある色です。白無垢に取り入れるのはやや強すぎるようにも思えますが、洗練されたイメージに仕上がり白無垢を引き締めてくれる色です。

紫でも、藤色のように淡い色は白無垢になじみやすく、ソフトな印象になります。濃い紫ならアクセントに取り入れたり、淡い紫を大きく取り入れたりすることで、異なるイメージに仕上げられます。高級感のある仕上がりにしたいときにもおすすめです。

白無垢に色小物を合わせると簡単に青が取り入れられる!好きな色を選んでみよう

白無垢に青を取り入れたい時は、掛下や小物などを変えるのがおすすめです。簡単に取り入れられるだけでなく、青が入る量も調整しやすいので、白無垢姿をより理想に近いイメージに仕上げられます。

白無垢姿を引き締めたいときは原色に近い鮮やかな青色を、やわらかなやさしいイメージに仕上げたいなら水色など淡い青を使ってみるとよいでしょう。掛下に青を使うなどして胸元に青を大きく取り入れれば、全体的に洗練されたイメージになります。アクセントに青を取り入れたい場合は、小物の一部に青を取り入れるのもおすすめです。

白無垢に合わせる小物に悩んだら、ザ・キモノショップにご相談ください。掛下から小物、髪飾りにいたるまで、理想の白無垢姿が実現できるようお手伝いいたします。白無垢や色小物も多数取り扱っておりますので、ぜひお気軽にご来店ください。