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披露宴の衣装選びのポイントやおすすめの順番・回数について解説

披露宴の衣装選びのポイントやおすすめの順番・回数について解説

「披露宴の衣装って何を着ればいいのかな」
「お色直しの順番や回数のおすすめは?」
「衣装選びで気をつけたほうがいいことはある?」

このような悩みを抱えていないでしょうか。

披露宴では、花嫁の衣装にゲストの視線が集中します。純白のウエディングドレスや、あでやかな色打掛姿に憧れるけれど、お色直しの回数や着用する順番で悩む人も多いのではないでしょうか。

この記事では、披露宴での花嫁の衣装選びのポイントを、以下の内容で解説します。

  • 披露宴での衣装選びのポイント
  • お色直しの回数やタイミング
  • 衣装を変えるときの注意点

不安なく結婚式当日を迎えて幸せな花嫁姿をゲストに披露するためにも、ぜひ最後までお読みください。

披露宴で着用できる5つの衣装

最初に、披露宴で花嫁が着用する衣装を5つ、確認していきましょう。 披露宴で着用することが多い婚礼衣装は、以下の5つです。

  • ウエディングドレス
  • カラードレス
  • 色打掛
  • 引振袖
  • 白無垢

1つずつ見ていきましょう。

1. ウエディングドレス

披露宴での代表的な衣装が、ウエディングドレスです。純白のドレス姿は花嫁衣装の定番で、白いドレスは「清純」「純潔」という意味を表しています。

結婚式や披露宴で、花嫁に最も選ばれる衣装の1つです。 

2. カラードレス

カラードレスは、披露宴でお色直しに選ばれることの多い衣装です。ウエディングドレスに比べるとさまざまな色が選べる分、華やかさが際立つのが特徴で、花嫁の好みや個性を表現できます。

カラーやデザインも豊富にあるため、1枚に絞るのが難しい衣装ですが、好みや顔立ちなどから似合うものを探したり、髪飾りや髪型とのコーディネートなどを工夫したりするのを楽しめるでしょう。

3. 色打掛

披露宴で着用する和装といえば、色打掛です。挙式のあとお色直しとして着用されることが多く、あでやかな花嫁姿を披露できます。

色打掛は日本の伝統的な花嫁衣装の1つで、披露宴だけでなく挙式でも着用で着る格式の高い衣装です。結婚して相手の家の人になったという意味も込められています。

4. 引振袖

引振袖とは、裾に色打掛や白無垢のようなふきが入った、裾を引きずって着る振袖のことです。振袖は未婚女性の正装とされており、結婚式は着用できる最後の機会となります。思い出の振袖を引振袖に仕立て直し、披露宴で着用する人も多いです。

引振袖は色打掛や白無垢よりも動きやすいため、屋外での披露宴にもぴったりだといえます。よって、二次会などの衣装に選ばれることもある衣装です。

5. 白無垢

白無垢は、披露宴よりも挙式で着用されることが多い衣装です。色打掛の前に着るのがルールとされており「これから婚家の人になります」という花嫁の気持ちが込められた衣装とされているためです。

しかし、最近では披露宴で白無垢を着用する花嫁も増えています。伝統や慣習などを特に重視しない場合は、白無垢を披露宴で着用しても問題ないでしょう。

披露宴での衣装選びのポイント3つ

披露宴でどのような衣装を選ぶかは、新郎新がの自由に選べます。衣装選びのポイントは、以下の3つです。

  • 新郎新婦の種類を揃える
  • 費用を抑えるならレンタルがおすすめ
  • 和装するなら衣装の順番に注意する

詳しく説明していきます。

1. 新郎新婦の種類を揃える

披露宴では、新郎新婦の衣装を揃えるのが通常とされています。例えば、新婦がウエディングドレスなど洋装のときは新郎もタキシードを着用し、洋装で合わせます。新婦が色打掛や引振袖などで和装する場合は、新郎も紋付羽織袴を着用して和装で合わせる、という形です。

新婦の衣装だけに注目してしまいがちですが、衣装を決めるときは新郎の衣装や並んだときのバランスなども考えておくのがおすすめです。披露宴では新婦のみお色直しするケースもありますが、2人揃って写真撮影することを考えながら選ぶとよいでしょう。

2. 費用を抑えるならレンタルがおすすめ

結婚式や披露宴の衣装は、購入よりもレンタルがおすすめです。どの衣装も購入できますが、すべてを揃えていると高額になってしまい気に入った衣装を着られない可能性が高まるからです。

レンタルなら、衣装にかかる費用を抑えられるので、披露宴で好きな衣装を着たり、お色直しの回数を増やせたりできます。購入して思い出に取っておきたい、母と同じ衣装を着用したいなどのこだわりがなければ、レンタルから検討するとよいでしょう。

婚礼衣装は、会場や婚礼専門のレンタルショップなどで借りられます。例えば結婚式着物レンタル専門店のザ・キモノショップでは、税込66,000円からウエディングドレスや白無垢をレンタルすることが可能です。無料で試着もできるので、興味がある方はぜひご利用ください。

3. 和装するなら衣装の順番に注意する

披露宴では、ウエディングドレスなどの洋装と色打掛などの和装の両方を着用する人も多くなっています。中でも和装を選ぶ場合は、衣装の順番に注意するとよいでしょう。

特に注意したいのが、白無垢を着用するタイミングです。白無垢はもともと結婚式に着用するイメージが高く、披露宴で着用することに違和感を覚える場合があります。これは、白無垢に込められた意味が「婚家の色に染まる」とされており、神前式など結婚式で着用することが多い衣装のためです。

結婚式で白無垢を着用し、披露宴では色打掛を着用して「婚家の人となった」ことを表すという慣習があったため、披露宴での白無垢姿はゲストに違和感を抱かせることがあるかもしれません。

もちろん、現代では気にせずに着用するという人も多いので、白無垢を着るタイミングは自由です。

ただし婚礼衣装に込められた意味まで考えたり、日本の伝統を重んじる場合は、白無垢を着用するシーンを考えた上で衣装選びをするとスムーズに決められるでしょう。

お色直しとは披露宴で衣装をチェンジすること

披露宴で新郎新婦が衣装をチェンジすることを「お色直し」と呼びます。これは日本だけの風習で、海外ではほとんど行われていません。

結婚して婚家に染まりましたということを表す伝統的なもので、結婚式で白無垢を着用し、その後色打掛や引き振袖に着替えて「婚家に染まった」「婚家以外の色には染まらない」という決意を表したとされています。

披露宴でお色直しをすれば、和装と洋装の両方を楽しむことができ、ゲストにも楽しんでもらえるでしょう。

披露宴でお色直しをする回数やタイミング

披露宴でお色直しをする回数やタイミングについて、見ていきましょう。

お色直しの回数は1〜2回が主流!しない人もいる

お色直しの回数は、1〜2回と控えめが主流となっています。中にはゲストと一緒に過ごす時間を優先し、披露宴でのお色直しはしないという新郎新婦もいます。

お色直しの順番で中座する時間が変わるため、着替える衣装に合わせて回数を決める人がほとんどです。披露宴の時間やどの順番で衣装を着るかによって、回数を検討するとよいでしょう。

タイミングは披露宴の時間によって決める

お色直しのタイミングは、披露宴の時間や演出(進行具合)によって決めることがほとんどです。お色直しが1回の場合は、中盤に中座する人が多くなっています。お色直しの回数が多い場合は、演出などのタイミングに合わせて中座し、再入場するという形を取る人がほとんどです。

披露宴の時間は、2時間半ほどが平均です。披露宴の時間やお色直しの回数は、地方によっても異なる場合もあるため、式場で相談してみましょう。お色直しの回数が多すぎると、新郎新婦が中座する時間が増えてしまい主役不在の宴になってしまうため、回数にも気を配ることが大切です。

披露宴でお色直しにかかる時間は25分程度が平均

披露宴でお色直しにかかる時間は、洋装と和装どちらに変えるかで異なります。平均は25分程度とされていますが、詳しく見ていきましょう。

洋装に変える場合|20分程度

お色直しの時間をできるだけ短くしたい場合は、ウエディングドレスやカラードレスなどの洋装を選ぶとよいでしょう。洋装から洋装、和装から洋装のどちらの場合も20分程度と比較的時間がかからないため、披露宴での中座時間を短くできます

洋装から洋装へのお色直しは、ドレスを着替えてヘアアイテムなどを付け替えるだけでよいため、とても簡単です。新婦の負担もほどんど考慮しなくてよいでしょう。

和装から洋装へのお色直しは、和装の状態によってはやや時間がかかることがあります。特に、かつらや和のメイクをしている場合は、一旦落としてから洋装するためです。洋装にチェンジすることを考えて和装のメイクや髪型などを工夫しておくと、お色直しの時間を短縮できるでしょう。

和装に変える場合|30分程度

和装に変える場合は、洋装に変えるよりも少し時間を多めに取っておくことが大切です。和装から和装の場合はスムーズにおこなえることが多いですが、洋装から和装に変える場合は、ドレスを脱いだ後、一から着付けを行わなければならないため、より時間が必要になるからです。

和装に変える際は、髪型を洋髪にしたり新日本髪にしたりすると時間を短縮できます。時間的な余裕がない場合は、式や披露宴前のお出迎えなどでゲストに見てもらうなど、工夫するとよいでしょう。

披露宴で衣装を変えるときの3つの注意点

披露宴でお色直しをするときの注意点は、以下の3つです。

  • 長時間中座しないようにする
  • ゲストを退屈させないようにする
  • 衣装の順番を工夫する

詳しく説明していきます。

1. 長時間中座しないようにする

新郎新婦がお色直しする間は、披露宴は主役がいない状態になります。お色直しのために長時間中座してしまうと場がしらけてしまうので、できるだけ中座時間を少なくするように工夫しましょう。

新婦だけがお色直しをする場合など、新婦のみ中座するケースもあります。披露宴の主役は士郎新婦なので、お色直しが多すぎたり時間がかかりすぎたりして不在の時間が長引かないように注意しましょう。

2. ゲストを退屈させないようにする

お色直しで新郎新婦が中座する間は、ゲストを退屈させないように工夫するのがおすすめです。例えば、2人の生い立ちを映像で流したり、ゲストに楽しんでもらえる余興をお願いしたりするなど、いろいろな方法があります。

新郎新婦が中座している時間は、ゲストにとっても休憩時間となるため、あえて何もしないという選択肢もあるでしょう。その場合は、歓談を楽しめるような声掛けをしたり、ゲストも中座できるようなタイミングでお色直しをしたりするなどして配慮するのがおすすめです。

3. 衣装の順番を工夫する

お色直しに長時間かかると披露宴が中だるみしてしまうため、衣装の順番を工夫してできるだけ時間を短縮するようにしましょう。

例えば、和装から洋装にチェンジするほうが時間短縮になります。また、披露宴の途中で和装にチェンジするのではなく、最初に和装をしておき途中で洋装にお色直しすると、お色直しがスムーズに行えます。

結婚式や披露宴のお出迎えを和装にするのもおすすめの方法です。ドレスを2着選びたい場合など、着用したい衣装の枚数によって、順番や着用するシーンを工夫してみてください。

披露宴で衣装を変えるなら順番に注意!レンタルで好きなものを着用しよう

披露宴での衣装チェンジは順番を工夫し、中座時間やゲストを退屈させないように工夫するのがおすすめです。

披露宴に参加するゲストにとって、花嫁のお色直しは楽しみの1つです。好きな衣装やこだわりのドレスなどを着用し、美しい花嫁姿を披露しましょう。

衣装選びに迷ったら、ぜひザ・キモノショップにご来店ください。伝統的な白無垢や色打掛といった和装はもちろんのこと、日本トップクラスのサイズ展開を誇る姉妹店の「ザ・ドレスショップ」も併せてご利用いただくことで、あなたにピッタリの衣装をご提案します。

お安く利用できるキャンペーンなども随時開催しておりますので、ぜひお気軽にご来店ください。