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結婚式で白無垢を着る意味とは?3つの挙式スタイルや手配方法を徹底解説

結婚式で白無垢を着る意味とは?3つの挙式スタイルや手配方法を徹底解説

「白無垢で結婚式を挙げる方法は?」
「髪型や小物はどんなものを選べるのかな?」
「白無垢の手配方法が知りたい!」

このようなお悩みを抱えていないでしょうか。

結婚式で着用する白無垢は、一生に一度のことなので、小物や髪型などにもこだわりたいですよね。しかし、どう選べばいいのかや手配方法などがよくわからず、お困りの人も多いと思います。

そこでこの記事では、白無垢を検討中の人に向けて、以下の内容を詳しく解説します。

  • 結婚式や結婚式以外で白無垢を着る方法
  • 白無垢に合わせる小物や髪型
  • 手配方法と注意点

ネットやSNSで見かけたおしゃれな白無垢を着る方法がわかり、お気に入りの衣装を手配できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。

結婚式で着る白無垢に込められた意味

白無垢は、和装の婚礼衣装の中でもっとも格式が高い衣装です。挙式で着用することが多く、和装で結婚式を挙げたい人や、日本ならではの伝統衣装を着て式を挙げたいというカップルに人気があります。

真っ白な白無垢には「嫁ぎ先の色に染まります」という意味があり、結婚して新たな生活をスタートする決意や覚悟も込められています。白は昔から神聖な色として扱われており、純白の伝統衣装に身を包んだ花嫁を、気高くまた最高に美しく見せる衣装です。

結婚式で白無垢を着る3つの方法

結婚式で白無垢を着る方法は、以下の3つです。

  1. 神前式
  2. 仏前式
  3. 人前式

1つずつみていきましょう。

1. 神前式(しんぜんしき)

神前式は、神社や神殿で執り行われる日本の伝統的な挙式スタイルです。結婚式場やホテルに「館内神殿」が併設されていることが多く、そのまま披露宴を行うこともあります。

厳かな雰囲気の中、親族に見守られながら三献の儀や誓詞奉読、親族盃の儀などを行うのが特徴です。お宮参りや七五三など、慣れ親しんだ神社で挙式ができるのは、神前式ならではのメリットと言えるでしょう。

2. 仏前式(ぶつぜんしき)

仏前式は、新郎または新婦に縁のあるお寺や菩提寺などで行う挙式スタイルです。仏様の前で愛と来世までの結びつきを誓い、親族が見守る中で司婚の儀や念珠授与、親族固めの杯などを行います。

神前式と同様、日本では古くからよく行われている挙式スタイルの1つで、信仰するお寺で式を挙げたい人や、思い出のある寺院で和婚を選ぶカップルに選ばれています。

3. 人前式(じんぜんしき)

人前式は、両親や親族・友人などの前で結婚を誓う挙式スタイルです。神前式や仏前式に比べると自由度が高く、決められた儀式がないのが特徴です。結婚証明書への署名や指輪交換、立会人による結婚の承認などを行います。

衣装や挙式場所にとらわれることなく式を挙げられるため、おしゃれな白無垢で式を挙げたいカップルにも人気です。

結婚式以外で白無垢を着る2つの方法

白無垢は、結婚式以外でも着ることができます。主な方法は以下の2つです。

  1. 前撮り
  2. フォトウェディング

詳しくみていきましょう。

1. 前撮り

前撮りは結婚式の前に撮影日を設け、好きなロケーションや衣装で写真撮影のみを行うものです。「プレフォトウェディング」と呼ばれることもあり、結婚式後に行うものは「後撮り」と呼ばれます。

結婚式は時間がなく希望の写真を撮るのが難しいため、別の日に時間を取り、好きなロケーションや衣装などで希望の写真を残すのが目的です。例えばウェディングドレスで教会式を挙げる人も、前撮りなら白無垢姿を婚礼写真として残せます。

結婚式や披露宴では着用しない衣装も写真が残せるため、多くのカップルが前撮りを行い、和装姿も楽しんでいます。

2. フォトウェディング

フォトウェディングは、挙式や披露宴を行わず写真撮影のみを行うスタイルです。費用が抑えられることや、いろいろな事情を気にする必要がなく2人だけで撮影できるため、最近特に注目されています。

好きな衣装を着て写真が撮れるため、和装も洋装も好きなだけ楽しめるのが魅力です。前撮りと同じように、好きなロケーションでの撮影を楽しめます。公園や神社など美しい景色と白無垢を合わせたり、スタジオで和を追求したりと理想のまま写真に残せるのも、フォトウェディングのメリットです。

白無垢に合う3つの髪型

白無垢に合わせる髪型は、以下の3つです。

  1. 日本髪
  2. 新日本髪
  3. 洋髪

詳しくみていきましょう。

1. 日本髪

日本髪は和装のときの定番で、日本古来の女性の髪型です。結い上げるのに時間や手間がかかることから、現代の結婚式で選ばれることは少なくなっています。

花嫁の髪型として有名な「文金高島田」は日本髪の1つですが、現在はかつらを着用することがほとんどです。

2. 新日本髪

新日本髪は、日本髪を現代に合うようにアレンジし扱いやすくした髪型です。ヘアアレンジができるのが日本髪との違いで、かみかざりや生花などを使っておしゃれが楽しめるのが特徴です。日本髪の美しいシルエットは残されているため、日本らしさも体現できます。

日本髪に比べ、一時的な和装姿に合わせることを想定されているため、結婚式では新日本髪を合わせることがほとんどです。

3. 洋髪

洋髪は日本髪や新日本髪と異なり、決まった形のない洋風の髪型です。アレンジが楽しめ、好きなヘアスタイルで白無垢が着られるのが魅力で、あえて洋髪を合わせる花嫁も増えています。

日本髪や新日本髪のようにセットに時間がかからず、かつらによる重さの負担がないため、快適に挙式ができるのも洋髪の良いところです。ただし、神前式で白無垢を着用する場合は洋髪がNGとされている式場もあります。洋髪を合わせる場合は事前に確認しておくと良いでしょう。

白無垢におすすめの2つのヘア小物

白無垢におすすめのヘア小物をみていきましょう。主なものは以下の2つです。

  1. 綿帽子
  2. 角隠し

順にみていきましょう。

1. 綿帽子

綿帽子は、白無垢に合わせてかぶる白い袋状の帽子です。

白無垢に綿帽子は、もっとも格式の高い婚礼衣装だと言われており、丸いフォルムは花嫁をより可愛らしく、美しく魅せてくれます。披露宴には使わないのがマナーとされており、挙式や前撮りなどで着用することがほとんどです。

綿帽子にはどんな髪型も合わせられるため、洋髪を選ぶケースも増えています。ただし、洋髪の場合は綿帽子が不安定になりやすいため綿帽子キーパーを使うことが多く、ヘアアレンジが崩れやすいので注意が必要です。

2. 角隠し

日本髪や新日本髪にしかつけられないヘア小物が、角隠しです。角隠しは頭を覆うように巻く白い布のことで、基本的には文金高島田にセットすることが多く、伝統的な雰囲気に仕上げられます。

白無垢以外にも打掛や引振袖等にも合わせられるため、和装のお色直しをするときにも向いています。綿帽子に比べるとシャープな印象に仕上がり、白無垢姿をより美しく見せてくれるでしょう。

白無垢の3つの手配方法

白無垢の手配方法は、大きく3つです。

  1. 購入して持ち込む
  2. 提携店でレンタルする
  3. 自分でレンタルして持ち込む

詳しく説明していきます。

1. 購入して持込む

白無垢は、購入したものを持ち込むこともできます。オーダーメイドで作ってもらったり、母親が着用したものを持ち込んだりする人もいます。オーダーメイドにかかる期間は4~6ヶ月とやや時間がかかるため、購入するなら早めの準備が必要です。

思い入れのある白無垢を持ち込む場合は、式までに生地などの状態を丁寧に確認しておきましょう。お手入れが必要な場合は、早めに依頼することが大切です。

2. 提携店でレンタルする

式場や披露宴会場、または指定の提携店などでレンタルする方法です。ドレスなどと一緒にレンタルできることが多く、衣装の搬入や返却、支払いの手間がかからないのがメリットです。

ただし、人気の式場や日取りによっては、希望の衣装をレンタルできない場合もあります。お気に入りの白無垢が着られない可能性があるため、こだわりの衣装や叶えたいスタイルがある場合は、早めに申し込みを済ませましょう。

3. 自分でレンタルして持込む

外部の衣装店から、自分で白無垢をレンタルして持ち込む方法です。好みや理想の白無垢を着用できるのがメリットで、納得のいく結婚式を挙げられます。

ただし衣装の持込や返却、支払いなどすべて自分で行わなければならないため、少し手間がかかる点はデメリットといえるでしょう。

なお、白無垢をレンタルして持ち込むなら、 ザ・キモノショップがおすすめです。白無垢を税込み66,000円からレンタルできるため、費用を抑えつつ好みの白無垢を選びたい方にピッタリ。試着も無料で行えるため、ぜひ来店を検討してみてください。

白無垢をレンタルするときの3つの注意点

白無垢をレンタルするときの注意点は、以下の3つです。

  1. レンタルに含まれない小物は自分で用意する
  2. 早めに手配しておく
  3. 持込料を確認しておく

詳しく確認していきましょう。

1.レンタルに含まれない小物は自分で用意する

白無垢をレンタルする場合は、どこまでレンタルできるのかを事前に調べておきましょう。白無垢を着用するには多くの小物が必要で、肌襦袢や足袋など肌に触れるものなどは、自分で用意しなければならないことが多いからです。

事前に着付けをしてくれる人と打ち合わせを行い、必要な小物などを確認してもらうと安心です。結婚式の直前は打ち合わせなどで多忙を極めることも多いため、自分で用意が必要な小物は、早めに揃えておくと良いでしょう。

2.早めに手配しておく

着用したい白無垢がある場合は、早めに試着を行いレンタルの手配を済ませておきましょう。春や秋、連休など結婚式が集中しやすい時期や人気のデザインのものは、予約が埋まってしまうことがあります。

衣装選びで妥協しなくても良いように、式の日取りが決まったら白無垢探しを始めましょう。早い時期から衣装探しを始めると、自分の好みや理想通りの白無垢を着用できるでしょう。

3.持込料を確認しておく

白無垢をレンタルして持ち込む場合は、持込料がいくらかかるかを事前に確認しておきましょう。提携店以外の持込は別途料金が発生することが多く、金額は会場によって異なります。

中には持込みを禁止している会場などもあるため、事前に確認しておくことが大切です。予算オーバーにならないよう、持込料を加えた金額でレンタルする白無垢を決めていくと良いでしょう。

結婚式で白無垢を着てみよう!レンタルならこだわりの衣装を選べる

白無垢は、神前式や仏前式だけでなく、人前式でも着用できます。日本の伝統衣装に身を包んでの結婚式は、晴れの日の美しさをより際立たせてくれるでしょう。

レンタルならこだわりの白無垢や小物を着用できます。お気に入りの1枚や、よく似合う白無垢を選んで、ぜひ心に残る1日を過ごしてください。

ザ・キモノショップでは、個性豊かな白無垢やヘア小物をご用意しております。お気に入りの1枚が見つかるようお手伝いさせていただきますので、ぜひお気軽にご来店ください。