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【失敗しない】白無垢の選び方7選!着こなし方やレンタルショップの選定方法を解説

【失敗しない】白無垢の選び方7選!着こなし方やレンタルショップの選定方法を解説

「白無垢ってどうやって選べばいいの?」
「大事な日に着る1着だから失敗したくない」
「白無垢はどこでレンタルすればいいのかな?」

このような悩みを抱えていないでしょうか。

結婚式で真っ白な白無垢に身を包んで、永遠の愛を誓う。白無垢は、日本らしい伝統的な花嫁姿を披露できる特別な衣装です。

しかし、普段着慣れない着物での結婚式は、上手く着こなせるか不安に思ったり、どうやって選べばいいか悩んだりする人も多いでしょう。

この記事では、白無垢の選び方について以下の内容を解説していきます。

  • 白無垢の選び方
  • おしゃれに着こなすポイント
  • レンタルショップの選び方

白無垢は色打掛と違い選ぶポイントが少ないと思われがちですが、実は差がつくポイントがたくさんあります。自分にピッタリの白無垢を選んで最高の結婚式にしたい人は、ぜひ最後までお読みください。

【失敗しない】白無垢の選び方のポイント7選

白無垢の選び方のポイントは、以下の7つです。

  1. 白の種類
  2. 生地
  3. 柄・デザイン
  4. 生地の織り方
  5. ふきの色・柄
  6. 重さ
  7. 用いられている技法

1つずつ詳しく説明していきます。

1.白の種類

白無垢は白一色だと思われていますが、実は1つ1つ色味が異なっています。代表的な色は次の3つです。

  • 純白
  • オフホワイト
  • アイボリー

白無垢の色味の違いは、生地や織り方によって生まれます。肌や瞳、髪の毛の色などによって、より顔が映える色を選ぶとよいでしょう。

なお、3つの中でもっとも日本人に似合いやすい色は、オフホワイトだと言われています。純白は白無垢の白さが際立つので、目や髪の毛が黒く、はっきりした顔立ちの人におすすめです。一方アイボリーは、オフホワイトよりもやさしいイメージになるため、髪の毛が明るい人やほかの色が浮きやすいと感じた人でも合わせやすいでしょう。

2.生地

白無垢は、大きく3つの生地で作られています。それぞれの特徴は以下の通りです。

 生地の種類 特徴
正絹 絹100%で作られている。高級感があり肌触りがよい
交織 正絹と化学繊維を織り交ぜて作られている。それぞれの良さを生かした扱いやすい生地
化学繊維 化学繊維で作られており、純白の白無垢に仕上がる。着物の重さを感じにくい

 
生地の違いは白無垢の価格や見栄えに大きく影響を与えます。着心地の良さを重視するなら、正絹や交織がおすすめです。値段を優先するなら、交織や化学繊維を選べば、お手頃な価格に抑えられるでしょう。

3.柄・デザイン

白無垢には吉祥文様と呼ばれる柄が採用されており、デザインの違いを楽しめます。 鶴や鳳凰などが代表的で、それぞれ花嫁の幸せを願う気持ちや意味が込められているため、柄やどのようなデザインがなされているかにも注目してみましょう。

代表的な柄と込められた意味は、以下の通りです。

  柄に込められた意味
長寿、夫婦円満
鳳凰 幸せ、夫婦の輝き
不老長寿、無病息災
五穀豊穣、門出
牡丹 富貴、幸福

 
中には遠くから見ても柄がわかるようにデザインされている白無垢もあるため、柄によって着用したときの印象も変わります。特に背面には大きな柄がデザインされていることが多く、白無垢の後ろ姿は挙式中にゲストから注目される部分なので、意識して選んでみるとよいでしょう。

4.生地の織り方

白無垢は、さまざまな生地の織り方で織られています。代表的なのは以下の3つです。

  • 緞子(どんす)
  • 綸子(りんず)
  • 縮緬(ちりめん)

白無垢に多いのは緞子や綸子で、織り方で見た目や質感が変わります。緞子は高級感のある光沢と仕上がりが特徴で、重厚感のある白無垢になります。一方、綸子は表面がなめらからで、柔らかな仕上がりが特徴です。

実際に試着して、肌触りや着心地をたしかめてみるとよいでしょう。

5.ふきの色・柄

白無垢で特徴があるのが「ふき」です。ふきとは、裏地が表からも見えるように仕立てられた部分で、白無垢の場合は白で統一されていることがほとんどですが、中には色や柄がついたものもあります。

特に赤ふきの白無垢は、紅白のコントラストで顔色が良く見えるのが魅力です。魔力に打ち勝ち災いを防ぐという意味もあり、華やかに見えることから最近注目されています。

白無垢を着用したときに地味に見えてしまう人や、映えないと感じる人は、赤ふきの白無垢をぜひ試着してみてください。

6.重さ

白無垢を始めとした和装は、ドレスよりも重い傾向にあり、中には5kgを超えることもあります。重さにも注目しておくと、結婚式当日の動きやすさが変わるたため、移動が多い場合や外で挙式される場合は重さも確認しておきましょう。着物姿に慣れていない場合より重さを感じやすく、動きにくい・辛いと感じやすいです。

特に挙式で長く着る場合は、体調が崩れないようにできるだけ軽いものを選んでおくと安心です。化繊や交織の白無垢は正絹よりも軽い傾向にありますが、織り方などでも変わるため、実際に試着したうえで確認してみてください。

7.用いられている技法

白無垢は日本の伝統的な衣装で、さまざまな技法が用いられているのが特徴です。技法によって、柄の見え方や着たときの印象が異なるため、刺繍や箔押しにも注目してみてください。 主な技法は以下の通りです。

 技法 特徴
箔押し・箔置き 金や銀などの金属をたたいて紙のように薄く延ばした「箔」を用いて、立体的に柄を表現する技法
横振り刺繍 生地に直接柄を起こす技法、振袖やスカジャンなどに用いられている
相良刺繍 生地の裏から糸を引き出して結び玉を作り、玉を連ねて模様を描く技法
金駒・銀駒刺繍 刺繍針に通せない太い金糸・銀糸を駒(こま、糸巻き)に巻きつけ、下絵に沿って転がして紋様をつくり出す技法
唐織 刺繍ををほどこしたような独特の立体感と重厚感が出る技法

 
伝統的な技法から生まれる美しさは、白無垢の特別感や高級感をアップしてくれます。時間と手間をかけて作られた白無垢は、花嫁をより美しく輝かせてくれるでしょう。

白無垢をおしゃれに着こなす5つのポイント

白無垢をおしゃれに着こなすポイントは以下の5つです。

  1. 髪型(ヘアスタイル)にこだわる
  2. 髪型にあわせてヘアアイテムを選ぶ
  3. メイクはプロと相談しながら決める
  4. ネイルはシンプルなデザインにする
  5. 色掛下を使用する

詳しく見ていきましょう。

1.髪型(ヘアスタイル)にこだわる

白無垢には、日本髪と呼ばれる和の髪型だけでなく洋髪も合わせられるため、ヘアスタイルにこだわることで個性を表せます。白無垢に合わせられる髪型は、大きく以下の3つです。

髪型 特徴
 文金高島田 頭の上の方で髷(まげ)を結い、いくつものかんざしで飾るヘアスタイル
新日本髪 伝統的な日本髪をベースに今風のアレンジしたもの、髪飾りをお花にしたり、髪を結う高さを変えたりする
洋髪 ドレスに合わせるようなヘアスタイル、シニヨン・巻紙など

 
ヘアアイテムと合わせて選ぶことで、よりおしゃれな白無垢姿に仕上がります。洋髪を合わせればモダンな感じに仕上がり、より一層おしゃれに見えるのでぜひ試してみてください。

2.髪型にあわせてヘアアイテムを選ぶ

白無垢には、綿帽子や角隠しといった伝統的なヘアアイテムを合わせられます。昨今は洋髪と洋風のヘアアイテムを合わせる花嫁も多く、自分らしい白無垢姿を楽しめます。

白無垢で特に人気のある綿帽子は、白無垢にしか合わせられない特別なアイテムです。綿帽子を着用した場合、日本髪も洋髪もどちらも合わせられるため、着用したときと外した時の2通りの見た目を楽しめるのがポイントです。

一方、角隠しは日本髪にしか合わせられないアイテムですが、色打掛や引き振り袖にも合わせられるため、和でお色直しするときにおすすめ。 洋髪を合わせるなら、生花やドライフラワーを用いたものなどを着用するのもおしゃれです。

3.メイクはプロと相談しながら決める

白無垢に合わせるメイクは、プロと相談しながら決めるのがおすすめです。白無垢で主に選ばれるメイクは大きく2つあります。

メイクの種類 特徴
 水化粧 水で溶かしたおしろいを筆で塗っていくメイク法
ナチュラルメイク 一般的なメイクでアレンジしやすい

 
肌の色や白無垢の色味で似合うメイクが変わるため、どちらが良いか迷った場合はメイク担当と相談してみるとよいでしょう。

時間が許すなら、メイクのリハーサルをしてみるのがおすすめです。ヘアアイテムなども合わせてリハーサルを行うことで、より納得のいく白無垢姿に仕上げられます。当日に臨機応変に対応するのは難しいので、気になる場合は事前に確認しておくと安心してハレの日を迎えられるでしょう。

4.ネイルはシンプルなデザインにする

白無垢には、派手なネイルよりシンプルなデザインがよく似合います。ベージュやピンク、白などをベースにしたものを選ぶと、より白無垢に映えて美しく見えるでしょう。

シンプルなネイルではお色直しのときに浮いてしまうと感じるなら、ネイルチップを活用するのがおすすめです。挙式と披露宴で変えたり、衣装に合わせたりできるので、それぞれの場面でネイルを楽しめます。 花嫁の手は意外と注目されるので、ぜひネイル選びも楽しんでみてください。

5.色掛下を使用する

伝統的な白無垢姿では、白い打掛に白い掛下を合わせ、全身を白で統一するのがルールとされていました。掛下とは白無垢の下に着用する着物のことで、白を選んだときはあまり目立ちません。

しかし、最近では色掛下を選び個性を楽しむ人も多くなっています。赤や藍色、グリーンなど種類はさまざまで、柄の入ったものもあります。白無垢にアクセントをつけられ、とてもおしゃれに仕上がるので、掛下の色や柄を工夫してみるのもおすすめです。

白無垢のレンタルショップの選び方3選

白無垢を結婚式で着用する場合、ほとんどの人がレンタルを利用します。レンタルショップを選ぶポイントは以下の3つです。

  1. 価格
  2. バリエーション
  3. 小物レンタルの可否

詳しく説明していきます。

1.価格

結婚式や披露宴のプランに衣装代が含まれていない場合は、式場の提携サロン以外でレンタルするのがおすすめです。10万円程度の持ち込み料金がかかることがほとんどですが、好きな衣装を選べるため、理想の白無垢姿を実現できます。

白無垢のレンタル価格は、ショップによって多少異なりますが、10〜20万円前後が相場です。ただし、外部から衣装の持ち込みができない会場もあるため、ショップを選ぶ前に確認しておくとよいでしょう。

なお、結婚式着物レンタル専門店のザ・キモノショップでは、税込66,000円から白無垢をレンタルできます。無料で試着もできるので、興味がある方はぜひご利用ください。

2.バリエーション

白無垢をレンタルするときは、バリエーションが豊富なショップを選ぶのがおすすめです。白無垢といっても、色や柄などさまざまな種類があるため、種類が少ないと自分に似合う衣装が選べない可能性があるからです。

実際に試着してみないと似合うかどうかはわからないため、種類が多いほど自分にピッタリの白無垢を見つけやすくなります。赤ふきなど着用したい白無垢が決まっているときも、バリエーションに注目してショップ選びをしておくと、ほかの白無垢が着てみたくなったときにも安心です。

3.小物レンタルの可否

白無垢の着付けには、さまざまな小物が必要です。白無垢をレンタルするときには、小物も合わせてレンタルできるか確認しておくと良いでしょう。レンタル費用は白無垢のレンタル代に含まれていることもあれば、別途かかる場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。

和装小物の中には、直接肌に当たるものなどレンタルできないものがある場合もあります。ショップによって異なるので合わせて確認しておき、自分で購入するものがある場合は余裕を持って早めに用意しておくようにしましょう。

白無垢をレンタルするなら「ザ・キモノショップ」

白無垢をレンタルするなら、「ザ・キモノショップ」がおすすめです。お手頃な価格でレンタルできるのはもちろんのこと、専属のコーディネーターが白無垢選びをお手伝いするため、より似合う衣装を選びやすくなるからです。

ザ・キモノショップには、古来からの伝統を大切にした格調高い白無垢もたくさんあります。また、現代風の着こなしができるよう、小物やアクセサリーも数多く揃えております。

予算がかさみがちな和装をお手頃価格で、印象的に着こなせるのは「ザ・キモノショップ」ならでは。お得なキャンペーンも多数開催しておりますので、ぜひこの機会にご試着ください。