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色打掛のオレンジコーディネート10選!取り入れ方や色の意味・選び方も解説

色打掛のオレンジコーディネート10選!取り入れ方や色の意味・選び方も解説

「色打掛にオレンジ色を取り入れたい!」
「 サブカラーにオレンジを組み合わせるとどんな感じになるのかな?」
「似合う色打掛の選び方が知りたい!」

このような悩みを抱えていませんか?

色打掛は様々なカラーから選べるため、好きな色や気になる色を使いたい、と考える人も多いでしょう。オレンジはビタミンカラーで元気なイメージがあり、色打掛に取り入れると華やかさがアップし、花嫁の朗らかさが際立ちます

しかし、一口にオレンジといっても色味が豊富で、どんなコーディネートにすればいいのか迷うのではないでしょうか。

そこでこの記事では、オレンジの色打掛について、以下の内容を解説します。

  • オレンジ色を取り入れる方法
  • オレンジ色の色打掛の例
  • サブカラーにオレンジを取り入れた例

具体的なコーディネートを多数紹介し、似合う色打掛の選び方も解説するので、迷ってしまってなかなか衣装を決められない人はぜひ参考にしてください。

色打掛のオレンジに込められた意味

オレンジ色は、赤と黄色の両方の意味を持つと言われています。ビタミン色で元気で明るいイメージが大きく、朗らかで可愛らしさが感じられる色です。

色打掛にも多数取り入れられており、赤系や黄色系、ゴールド系にオレンジに近いカラーがよく取り入れられています。高級感や上品さも併せ持つ色なので、おめでたい結婚式にふさわしい色です。

サブカラーに何を合わせるかで印象が大きく変わるので、オレンジの色打掛を選ぶときは色の組み合わせにも注目してみるとよいでしょう。

色打掛にオレンジ色を取り入れる3つの方法

色打掛にオレンジを取り入れる方法は、大きく3つあります。

  • メインカラーをオレンジにする
  • オレンジ色をサブカラーにする
  • 小物や髪飾りにオレンジ色を取り入れる

詳しく見ていきましょう。

1.メインカラーをオレンジにする

色打掛のメインカラーをオレンジにすると、元気さや朗らかさが全面に出て華やかな印象に仕上がります。オレンジは暖色系のならどの色にも合わせやすく、ゴールドと合わせれば煌びやかな印象になります。

朱色に近いオレンジなら王道の赤い色打掛に近い色味になり、おめでたい雰囲気に仕上げられるでしょう。

2.オレンジ色をサブカラーにする

メインカラーをオレンジと相性のよい緑などにしてサブカラーにオレンジ色を取り入れると、主役になる色のイメージを保ちながらオレンジのパワーを取り入れられます。

淡い色味ならオレンジが映え、印象深い色打掛になるでしょう。赤い色味にオレンジを合わせると、グラデーションが楽しめます。サブカラーに取り入れても十分楽しめるので、お気に入りの色との組み合わせもおすすめです。

3.小物や髪飾りにオレンジ色を取り入れる

色打掛は別の色にしたい、でもオレンジは取り入れたい!と言う場合は、小物や髪飾りにオレンジ色を取り入れてみましょう。和装小物をオレンジにすることで、差し色として使えます。

髪飾りにオレンジ色を取り入れる場合は、より自由にイメージ通りに仕上げられるでしょう。角隠しを使う場合は、オレンジ色のかんざしなどを使うのがおすすめです。洋髪ならお花を使ったヘッドドレスなどもよく似合うでしょう。

オレンジの色打掛の例

オレンジ色の色打掛と言っても、色味や柄なので印象が大きく変わります。実際にどんな色打掛があるのか、着付け例をみていきましょう。

御所車

オレンジとゴールドを合わせた、とても華やかな色打掛です。ゴールドはオレンジ色に合いやすく、豪華さも演出してくれます。あえて古典柄を合わせることで、可愛らしさの中にも上品さが感じられるのもポイントです。

御所車は吉祥文様の1つで、華やかさや富を表しています。長寿や夫婦円満を意味する鶴も小ぶりで描かれているので愛らしく、ハレの日にふさわしい1枚です。

平安御所車

淡いオレンジ色に金色を合わせ、総柄でおめでたい雰囲気に仕上げた格調高い色打掛です。様々な吉祥文様が描かれており、豪華絢爛で見事な刺繍に目を奪われます。

ふきはオレンジ色が採用されており、全体の色味とうまくマッチしています。袖や柄にもオレンジが見られ、やさしい色味を採用しているため、総柄でも落ち着いて見えるのも特徴です。

牡丹鶴

オレンジの生地に、鶴などの吉祥紋様が大きくダイナミックに描かれた印象的な色打掛です。丁寧に施された刺繍は重厚感があり、吉祥紋様がよく映えてとても美しく仕上がっています。

襟元の緑や大きく刺繍された牡丹の花、白い鶴の文様もとてもおしゃれにまとまっています。パワフルなオレンジの色の力がよく生きており、色打掛の魅力をよく表している1枚です。

秋草流水

オレンジ色の生地に、羽を大きく広げた鶴が印象的な色打掛です。裾に行くほど赤みが強く朱色に近い色になっており、グラデーションも楽しめます。吉祥文様が所狭しとあしらわれていて、豪華絢爛という言葉がふさわしい1枚に仕上がっています。

小物にはゴールドを合わせ、豪華さをプラス。髪飾りにも統一感があり、煌びやかで上品なイメージに仕上げたコーディネートです。

光琳波牡丹(朱)

オレンジに近い朱色をメインにした色打掛で、色鮮やかに描かれた牡丹と鶴が印象的なとても上品な1枚です。柄が流れるように配置されているためオレンジ色がよく映え、柄との対比がとても美しいのが特徴です。

余白部分に洗練さが感じられ、鮮やかなのにどこかすっきりしたクールな印象を与える色打掛です。小物は色味を合わせて統一感が出ており、花嫁の上品さが際立つ1枚です。

糸巻飛び鶴

光沢のある金糸がオレンジの華やかさをパワーアップさせ、艶やかでとても豪華に仕上げられた色打掛です。御所車と大きな鶴が描かれ、おめでたい雰囲気にまとめられています。また、ゴールドであしらわれた金糸の文様がポイントになっており、とても豪華で煌びやかです。

ふきも朱色に近いオレンジが採用されています。王道の赤とはまた違う印象ながら、色打掛らしい美しさが堪能できる1枚です。

色打掛のサブカラーにオレンジを取り入れた例

色打掛は赤がメインと思われがちですが、実は赤以外の色も人気があります。サブカラーにオレンジを取り入れた例を見ていきましょう。

慶結(水色)

薄い緑のグラデーションがとても美しい、場をパッと明るくさせてくれる色打掛です。袖と裾に黄色味がかったオレンジが入り、色の変化を引き立てています。

白を基調に小花から大花までが丁寧に書き上げられており、上品さと可憐さが感じられます。淡い色味とオレンジの組み合わせがとてもマッチしている1枚です。

慶翔(緑)

目の覚めるような若々しいグリーンに、オレンジを組み合わせた色打掛です。鮮やかに四季の花々が描かれており、鶴が羽ばたいている姿もとても印象的です。色打掛ではあまり見ない色ですが、上品にまとめられていて洗練さがあり、鮮やかなグリーンが心に響きます。

オレンジを合わせることでやわらかさが出て、全体をうまく調和させています。花嫁の美しさを引き立たせてくれる、とても華やかな色打掛です。

慶結(赤)

色打掛として根強い人気を誇る赤色に、ピンクやオレンジをうまく取り入れた色打掛です。上半身には赤が多めに配置されているため、花嫁をより美しく見せてくれます。またパステルカラーで描かれた花々は可愛らしさを、裾に入ったオレンジが花嫁の明るさや元気さを表現しており、とても可愛らしい1枚に仕上がっています。

赤が似合う人や、可憐な感じに仕上げたい人におすすめの色打掛です。

光琳に松

黒地に豪華絢爛な刺繍が施された、大人びた色打掛です。オレンジや朱色の刺繍がポイントになっていて、小物のゴールドと合わせて全体的にとても煌びやかで豪華な感じに仕上がっています。

背面は羽を広げた鶴が印象的に描かれており、緑、オレンジ、ゴールドの3色が一際輝いています。人と違った色打掛を着用してみたい人や、豪華で高級感溢れる色打掛を探している人におすすめです。

似合う色打掛を選ぶ3つのコツ

オレンジ色の色打掛といっても種類が豊富で、色の組み合わせや柄の入り方、色味などでかなり印象が変わります。たくさんの色打掛の中から自分に似合うものを選ぶには、次の3つに注目してみてください。

  • 肌や目の色に合う色を選ぶ
  • 体格で柄を変える
  • 色の組み合わせを工夫する

詳しく見ていきましょう。

1.肌や目の色に合う色を選ぶ

色打掛はそれぞれの色が持つイメージが顔周りに大きく影響を与えるため、肌や目の色に合う色を選ぶと似合いやすくなります。

例えば、オレンジ色が似合いやすいのはイエロー系の肌の人です。日本人に多いオークル系の肌は、赤や赤に近い朱色、赤みがかったオレンジが似合います。似合いやすい色味を知っておけば色打掛が選びやすくなるので、ざっくりどんな色が似合うかを確かめてみると良いでしょう。

色打掛には様々な色が用いられていることが多いので、実際に試着しながら自分に似合う色を探してみてください。

2.体格で柄を変える

色打掛の柄は、大きめのものから小柄なものまでいろいろあります。背の低い人なら小柄で可憐なイメージに仕上げたものが似合いやすいです。一方、背の高い人なら大柄でダイナミックなものが似合いやすく、背の低いひととはまた違った着こなし方ができます。

着物は体格によって見え方が異なるので、着用してみたときに柄がどう見えるかにも注目してみると、似合う色打掛を選びやすくなるでしょう。

3.色の組み合わせを工夫する

色打掛にはたくさんの色があしらわれているため、サブカラーや小物などの色にも気を配ってみましょう。特に小物は色打掛全体のイメージを変える力をもっているため、ワンポイントにして全体を引き締めたり、色打掛に馴染ませて統一感を出したりと使い方を変えられます

暖色系でまとめたり、反対色を使ってみたりと、実際に試着しながらイメージの変化を確かめてみると選びやすくなるでしょう。着用する前と着用した後のイメージが、予想した以上に変化する色打掛も多いので、気になる色や柄があれば、ぜひ積極的に試着してみてください。

色打掛にオレンジを選ぶと明るくて元気なイメージになる!似合う方法で取り入れてみよう

色打掛で採用されることの多いオレンジ色は、明るくて元気なイメージが全面に出せる色です。花嫁のおおらかさや朗らかさが感じられ、ハレの日の幸せな姿をより印象的に見せてくれます。

オレンジ色は種類が多く、赤みが強いものから黄みがかったものまでいろいろあります。刺繍や柄によってイメージが変わりやすいので、試着しながら理想のイメージに合ったものをさがすとよいでしょう。

ザ・キモノショップでは、オレンジ系の色打掛をたくさんご用意しています。小物もカラフルに取り揃えておりますので、個性的なコーディネートも楽しんでいただけます。最高の1枚が見つかるまでお手伝いさせていただきますので、ぜひ気軽にご来店ください。