シーン別おすすめの着こなしやシーンに合わせた上級花嫁のマナーを解説
1.神社・神殿
挙式
神前式では、白無垢がもっとも正統な装いです。
白無垢では、掛下から小物類まですべて純白で揃えて、綿帽子か角隠しをつけて臨みます。アクセントとして金糸や銀糸の刺繍が入った白無垢もオススメです。厳かな儀式ですので、日本髪で純和風にまとめるのもいいですね。
白無垢の他にも、色打掛や引振袖も角隠しをつければ挙式スタイルに。黒引振袖に日本髪・角隠しといった、シックな装いも似合います。
2.料亭などの日本風の会場
会食・披露宴
挙式の衣装よりも少し華やかに。
色打掛にお色直ししたり、髪飾りや小物で色味をプラスして。お座敷や和風にしつらえられた会場は、天井の高さやお部屋の広さがコンパクトなところも多いので、お衣装や髪形のボリュームも少しおさえた方がいいかもしれません。
お料理は和懐石、会場内も日本の情緒あふれるコーディネイトでおもてなしするので、古典柄の落ち着いた着物を選んだり、洋髪でもおとなしめにまとめるとクラシカルな和美人に。
日本らしい雅な趣をたっぷりと感じられる空間ですので、思いっきり“和”の要素を取り込んでみてはいかがでしょうか。
3.ホテル
披露宴
ホテルや結婚式場で行う披露宴では、華やかな色打掛や振袖がオススメです。柄や色もとことん好きなものにこだわってみましょう。
空間の広さやホテルならではのラグジュアリー感を活かして、金や赤など豪華な色や柄の衣装を楽しむことができます。広い会場で花嫁の存在感を十分に輝かせるには、控えめな印象の衣装よりも大胆なものの方がいいですね。
ただし、「床・壁・ライティング」とのバランスに要注意です。床や絨毯と似た色の衣装だと、せっかくの着物が映えません。きらびやかな刺繍やあざやかな色合いも、照明が暗かったり色つきのものだとその美しさがわかりにくくなってしまいます。
会場の下見はもちろん、スタッフの方とも事前に打合せしておきましょう。
4.カジュアル
ウエディングパーティや1.5次会
親しい方たちとのカジュアルなパーティーにも人気の和装。
重厚感のある打掛よりも、動きやすい振袖の方が会場の雰囲気に合わせやすいです。現代的な柄や、個性的な柄に挑戦してみるのもいいですね。
ヘアスタイルは、かつらよりアレンジされた洋髪がオススメ。髪飾りや小物も伝統的なものに縛られず、遊び心をもって選んでみても。あなたらしい“粋な和スタイル”を目指してみましょう。